当会は、経営基盤であるJA組合員とその家族の健康維持、増進をはかり、農家生活の安定と向上に寄与することを目的として昭和23年8月に設立されました。以来、屋島・滝宮両総合病院を中心に地域社会の医療に従事し、昭和27年には医療法に基づく公的医療機関として指定されています。
 昭和30年11月には巡回検診車を導入して疾病の発見、早期治療を行うなどの保健予防活動を開始し、昭和32年には、県下で最初の人間ドックを屋島総合病院において開設するとともに、昭和55年7月には滝宮総合病院に厚生連健康管理センターかがわを併設し、日帰り人間ドック検診を開始する等、農業者の健康管理活動に取り組んでいます。
 また、平成11〜12年にかけて屋島・滝宮両総合病院にそれぞれ訪問看護ステーションを併設して開設するなど高齢者福祉事業にも積極的に取り組んでおり、保健、医療、福祉サービスを一体的に提供しています。